
『ダンまち』の作者である大森藤ノ作品。
2021年1月『別冊少年マガジン』連載開始。
2024年7月7日 TBS系全国28局ネットにてアニメ放送スタート。
2024年8月21日 累計発行部数150万部突破!
2024年9月29日 第2期アニメ化決定!!
2024年12月31日 累計発行部数200万部突破!
<アニメの主要キャスト>
ウィル・セルフォルト役 天崎滉平
エルファリア・アルヴィス・セルフォルト 関根明良
コレット・ロワール 天野聡美
シオン・アルスター 水中雅章
ユリウス・レインバーグ 柿原徹也
リアーナ・オーウェンザウス Lynn
イグノール・リンドール 河西健吾
アイリス・X・ステラマリス 大久保瑠美 …etc
ストーリー

剣と魔法の学園ファンタジー作品。
物語の前半は魔法学園での単位として、ダンジョンに飛び込むことから、ダンジョンファンタジーとも表さることがある。
主人公は、いわゆる”無能”とされるタイプで”魔法が全く使えない”少年だ。
同級生や教師からの厳しい扱いにも負けず、己に残された身体能力と剣技で魔法至上主義を戦い抜く。
強い気持ちで魔法至上主義を生き抜く主人公<ウィル>には、孤児院暮らした幼馴染にエルファリアとの約束を胸に魔法学院での生活が進んでいく。
エルファリアとは…
ウィルの幼馴染で孤児院育つ。最年少15歳で『至高の五杖(マギア・ヴェンデ)』に上り詰め、飛び抜けた魔法の才能を持ち、水と氷における全ての魔法を使いこなす。また自身が編み出した12の氷魔法を得意とする。氷の派閥を率いるトップ。
◆至高の五杖(マギア・ヴェンデ)…かつて地上が天の侵略者から侵されそうになった時、世界を救った五人の魔法使いになぞらえてつけられた。
前回(10巻)の流れ

第10巻 『コイツはオレがもらう!』と雷の派閥ゼオの言葉から始まる。
至高の五杖(マギア・ヴェンデ)の「雷公の杖(トルゼウス・ファッジ)」のゼオVS同じく、至高の五杖の「氷姫の杖(アルヴィス・ヴィーナ)」のエルファリアがウィルをかけて激突する!
互いに最上位の魔法を出し合うも…「光皇の杖(マルテリアス・ノア)」アロン・マステリアス・ノアによって戦いは止められ、この勝敗はじゃんけんへと持ち越される。
じゃんけんの末にウィルを勝ちたったのは、ゼオだった。
6年も待ったエルファリアの手には届かず、ウィルは雷の派閥へ。
早速派閥へ入った学生に「塔」に関する説明会<ガイダンス>を行うはずだった。
塔の上級魔導士<ハイメイジ>であり、どの派閥にも属さない『調停者』のクレイルウィ・セラから極秘の勅令<オーダー>が言い渡される。
その内容は『境界祭<テルミナリア>襲撃事件』における内通者、つまり裏切り者を見つける任務だった。裏切り者の目星は、『破滅の書<ゴーティア>』と言う。
ー10年前、魔法界が最も滅亡に近かった『滅臨の日』、当時の至高の五杖<マギア・ヴェンデ>も殺害されたあの大戦。それを引き起こした破壊組織も『破滅の書<ゴーティア>』だと推測している。
その派閥にも属さないクレイルウィ・セラが命じる!『裏切り者を探し出して』と言い放ち、ウィルたちは各派閥に戻るのだった。各派閥でそれぞれが裏切り者がいないか探るのだが、、、雷の派閥でウィルと一緒だったリアーナ・オーウェンザウスは厳しい訓練に身がもたなくなりそうであった。
一方『真実の空』とやらを解き放つために動き出す破壊組織「破壊の書<ゴーティア>」のシェイドが動き出す!
11巻の内容/まとめ

第41話 いつか稲妻に至る騎士

この話はリアーナ・オーウェンザウスのお話しです。
派閥の訓練についていくのが厳しいリアーナは、訓練後男子用シャワーで立ちすくんでるところをウィルによって介抱される。
部屋に戻って、ウィルはリアーナの話を聞く。ここでリアーナの幼少の頃が語られる。青い目は劣等者の証と言われながらも、それでも信じてくれたお婆様。
そしてウィルはリアーナに訓練の時のアドバイスをする。
「それに君の青い瞳…やっぱり宝石みたいで僕は好きだよ。」と告げる。リアーナも「昔、同じことを初恋の相手にも同じこと言われたよ…」そんな会話を交わして、翌朝の訓練からリアーナも奮起し始める。
リアーナとウィルの友情が一層強くなっていく様子が描かれていく。
…
勅令<オーダー>についても、1週間が経ちドワーフの酒場で一同集結…するのだが
なぜかユリウスだけがやってこない、、、
ユリウスは何者かによって殺害されてしまう。
42話 誰がために 鳥は舞う
まさかの展開。
ユリウスが何者かによって殺害されてしまう。
ウィルとリアーナは手がかりを掴むべく、現場を訪れ、ユリウスの仲間たちにも話を聞いて回った。
夜の現場に現れたのはエマだった…
43話 傀儡士<かいらいし>
しかしエマは傀儡士によって操られていた。
シェイドという闇魔法を使い、のかつ未登録である『秘伝魔法』を操る相手であった。
だが、ウィルとリアーナも負けていなかった!!
互いに高速で、前衛を狩る者同士!!相性は良かった!!ウィルの魔剣に『雷装』を装填し、2人でシェイドの傀儡の鎖を断ち切っていく!!さらに追い打ちをかけるようにユリウスの仇と呼び集められた同胞が集結する。シェイドもここまでか…と思ったその時、シェイドも奥の手を隠していた。
なんと呼び集められた同胞たちが、一気に傀儡にかかり、形勢逆転。
シェイド曰く「テメェらが塔に来る前から…」仕掛けていたらしい。
しかしウィルは傀儡となってしまった仲間に攻撃が当たらないように、シェイドの放った攻撃をモロに喰らってしまう。
44話 深淵起源
シェイドの攻撃を喰らって動けなくなったウィル。
シェイドは傀儡にしようとウィルの心に入り、トラウマを探しに記憶を覗きにいく。
だがそこにいたのは、、、フードを被り玉座に座った何者か。
その瞳には写輪眼のような、五芒星が黒いく焼きついた瞳。
そしてウィルはシェイドをうちから追い払い『抜剣-召喚<ロードバースト> 黒覇<メルギトール>』を放つ。シェイドに一撃を浴びせ、ウィルの体は崩れ落ちる。シェイドの攻撃が緩み、リアーナが応戦!!さらに攻撃を受けたシェイドは逃げの一手。命からがら生き延びる。
この様子を眺めるフィンともう1人のフード。
塔の医務室で今回の一件をクレイルウィ・セラに報告。
そこへエマの党首である風の派閥がやってくるが、クレイルウィはテレパシーを使って会話をするなと命ずる。今や誰が敵かもわからない。
そして雷の派閥からもウィルとリアーナを回収しにやってくる。
11巻のラストは、エルフィアが光皇のアロンに『あなたは塔を滅ぼすつもりですか』と言ってこの巻は幕を閉じる。
感想

リアーナとウィルの友情
いや〜いいですよね!!
元々は仲良くなかっけど、その中でも割と早くにウィルに近づいてくれたリアーナと相性が良いことまで自覚しながら、切磋琢磨し戦い抜くことの最初の物語は熱いですね!!!
個人的に好きなのは、訓練後の買い出しをしてる最中にウィルが絡まれたシーンで、リアーナが放つ「…今の私は彼を守るためならなんだってするぞ!」は激アツですね!!
ユリウス退場!?
この展開はまさかでした。。。
まだ実際に殺害されたかわかりませんが、ただここ最近漫画はあっさりと主要キャラクターが退場すること結構あるように思ってます笑” 怖いです。
鬼滅の刃とか呪術廻戦とか。
ただユリウスの言葉「やっぱり…善人なんて柄じゃなかったよ…」は、深読みかもしれないけど気になる発言だなぁ。どんな意味がかかってるのか、伏線回収がめちゃくちゃ気になります。
ウィルの心に潜む者
これ、実は前も登場していますね。
「第二開祭<セカンドブルーム>」を乗り越えるために、ケリドウェンのはからいで記憶を辿る中で、このフードの者が出てきていますね。技や瞳の五芒星の色からするに、闇魔法っぽく見えますが、一体どうなんでしょう!!?
今後の展開が気になります!!
コメント